ケイタイエアコン

効果検証実験1

試験方法

布帛試料(ポリエステル)を用いて、KES保温性測定(ドライペース法)により、試料に1秒間噴射した時の熱量を測定した。熱板の温度は30℃に設定した。(人の皮膚表面温度を30℃と仮定)。

試験結果

  噴射前 直後 30s 60s 90s 120s 150s 180s
熱量 -0.65 -1.50 -0.95 -0.80 -0.73 -0.70 -0.86 -0.66

検証結果

噴射直後に熱量が大きく変動しており、熱量が噴射前と同じになるには180秒後までかかります。1秒間スプレーすることにより、約180秒間は熱量の移動があることがわかります。(180秒間は冷感が得られることがわかる)

※試験に関しては和歌山県工業技術センターで実施

効果検証実験2

試験方法

測定器:(株)エムエムアイ 衣服圧測定装置 AM13037-20
試験室温度:30℃ 湿度:70%(座っているだけで、額に汗がにじむ状態)
綿100%のTシャツを着用し、両脇の下付近に温度センサーを取り付け(Tシャツと肌の間)、温度が安定してから、Tシャツの右側の上から1秒間スプレーし、衣服内の温度を測定した 。

試験結果

単位
初期 直後 60s
120s
180s
240s
300s
360s
420s
480s
540s
600s
室内温度 34 34.1 33.4 33.6 33.4 33.9 33.9 33.9 34.1 33.8 34.1 34.1
冷却温度 34 20.9 25.6 27.4 29 30 30.8 31.7 31.7 31.9 32.2 32.8

検証結果

衣類内温度においてスプレー直後は温度差が13.2度あり、大きな清涼感があります。その後も室内温度と冷却温度に10分以上温度差があることが確認できます。

 

 

 

 

効果検証実験3

試験1

他社クールスプレーを1秒間肌にスプレーし、サーモグラフィにより温度変化を観察した。

試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前)
スプレー前 スプレー直後 1分後 1分30秒後

試験2

衣類にケイタイエアコンを1秒間綿のTシャツの上にスプレーし、サーモグラフィにより温度変化を観察した。

試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前) 試験(1)結果サーモグラフィ(スプレー前)
スプレー前 スプレー直後 5分後 10分後

検証結果

他社クールスプレーは瞬時の冷却効果は見られるが、持続性がなくスプレー1分後でほとんど温度変化は見られなくなる。ケイタイエアコンは衣類にスプレーするので、衣類表面の温度が10分以上冷却の持続があることが判る。

効果検証実験4

殺菌試験方法

エアゾール用現役を検体として、検体希釈後に黄色ブドウ球菌の菌液を接種後、25℃で保存し、1分及び5分後に試験液中の生菌数を測定した。なお対照として精製水を用いた。ここで検体を希釈するのは、汗で濡れた衣類をターゲトとしているので、検体が汗で希釈されることを想定して行いった。

試験菌 対象 液度 生菌数(/ml)
開始時 25℃1分後 25℃5分後
黄色ブドウ
球菌
検体 30 3.4×10 <10 <10
70 3.4×10 <10 <10
対照 - 3.4×10 ※※ 4.1×10

<10:検出せず
※:菌添加直後の対照の生菌数を測定し、開始時とした。
※※:試験実施せず

抗菌試験方法

試験布帛として、綿及びポリエステルを用いて軽く濡れる程度にスプレーして24時間乾燥させたものを検体とし、検体の抗菌力をJIS L 1902:2002繊維製品の抗菌性試験方法10.1菌液吸収法を参考に試験を行った。
なお、黄色ブドウ球菌の1菌株について試験した。
静菌活性値=Mb-Mcにより算出した。

Mb:標準布の18時間培養後の生菌数の常用対数値の平均値
Mc:検体の18時間培養後の生菌数の常用対数値の平均値

検証結果

繊維製品新機能評価協議会の基準として、抗菌防臭効果(SEKマーク)認証には、静菌活性値2.2以上が必要。
静菌活性値/綿:3.8 ポリエステル:4.2

※試験に関して(財)日本食品分析センターで実施